トヨタ自動車<7203>は25日、「サステイナブル・プラント」活動を、4つの海外製造事業体をモデル工場として、グローバル展開していくことを発表した。
「サステイナブル・プラント」活動とは、「自然を活用し、自然と調和する工場づくり」を目指し、以下の3つの観点を踏まえた工場づくり、工場運営に取り組んでいく活動である。 トヨタは、今年7月から、堤工場をモデル工場と位置付け、同活動を展開している。詳細は環境への取り組みサイトで確認できる。
同活動として、「革新技術の導入とカイゼンによる飛躍的な環境パフォーマンスの実現」 、「太陽光・風力などの自然エネルギーやバイオマス等の再生可能エネルギーの活用によるCO2削減」、「工場の森作りを通じた、地域貢献・生態系保護」 の3つが検討されている。
トヨタによると、米州では、Toyota Motor Manufacturing, Mississippi, INC.(TMMMS)をモデル工場に決定した。TMMMSは2010年頃の稼動開始を目指して、現在、ミシシッピ州に建設中の最新工場であり、「環境と地域社会との共生」をコンセプトに、革新ラインを導入する他、森の中の工場として植樹および緑化活動も積極的に展開する予定だという。
また、欧州では、イギリスのToyota Motor Manufacturing (UK) LTD(TMUK)とフランスのToyota Motor Manufacturing France S.A.S(TMMF)の2つを、アジア地域では、タイのToyota Motor Thailand CO., LTD.(TMT)をモデル工場として活動を展開していくという。
タイで今年1月より稼動を開始したTMTのバンポー工場は、「アジア太平洋地域における生産技術、環境対応面での最新工場」を目指し建設された工場であり、既にコージェネレーションシステムと太陽光発電の併用、排水のリサイクル、ボデー塗装ラインへの水性塗装の導入を実施、また、操業当初から埋立廃棄物ゼロを達成している。今後は「工場の森作り」活動を展開する予定である。
トヨタは今後、サステイナブル・プラントの実現に向け、ユニット工場を含めた国内外の他の工場にも活動を順次、展開していくという。